019:第三の時効

第三の時効 (集英社文庫)

第三の時効 (集英社文庫)

あいも変わらず横山秀夫はよいです。心地よい。安心して読んでいられます。
もう、短編なんだから力業でいいじゃない。てな風に私なら思うのですが、横山秀夫はこれでもかっていうくらいに起承転結を折り込んで、読んでいる読者はその定形の流れに沿って読みすすめていけばいいように出来ている。
長旅で、移動中に読む本を探しているなら、迷いなく横山秀夫の本を選べば安心できる作家さんです。

はてな年間100冊読書クラブ019/100