017:雷轟
雷轟rolling thunder PAX JAPONICA
- 作者: 押井守
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2006/03/31
- メディア: 単行本
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敗者の記す歴史に真実が宿ることはない
という趣旨の物語で、それだけでそうとうヤバイと思うのだけど、内容はアメリカの代わりに覇権国家となった日本がベトナムを空爆するというさらにヤバイもの。
当方、兵器はさっぱりなので、出てくる兵器オタ話はさっぱりでした。その手の話が好きな人ならさらにおもしろいのだろうか。
あ、南北戦争の時やそれ以降の銃の進化については、高校の世界史で習ったのでよくわかった。あの授業おもしろかったなぁ。戦争嫌いなくせに、戦争とか兵器の話とかやけにくわしい先生だったから。
日本による平和、ということでPax Japonicaというシリーズになるらしい。最終的には日本はペルシャ湾まで行って戦争することになっているとのこと。東京に旅客機がつっこむのかな。
ハードカバーですが、小説は半分くらい。後はインタビューやこの企画の説明が載ってた。中編載せるのが精一杯だったんだろうなぁ。
続きは気を長くして待つことにしよう。
はてな年間100冊読書クラブ017/100