016:ミュンヘン

ミュンヘン―オリンピック・テロ事件の黒幕を追え (ハヤカワ文庫NF)

ミュンヘン―オリンピック・テロ事件の黒幕を追え (ハヤカワ文庫NF)

映画ミュンヘンを見る前に知識仕入れとこうと思って買ったのだけど、結局読まず映画も最終日にあわてて見た。映画を見た後即読んだ。さっさと読んでおけば良かったよ。

映画よかった。

悲しい映画だった。
自分が帰るべき処ではない場所で死ぬかもしれない恐怖。何のために。何故に。

自分が死ぬのなんて恐くない、と思ってる。いや恐いのだけど。
ただ、オレは自分が社会の歯車であることと、オレという歯車が抜けても社会は何不自由なく回転し続けることに安心感を覚えるから。だから死ぬのは恐くない。いや恐いのだけど。

要はオレはひとりぼっちだ、ということころに価値観を見いだしているのか。だが、実際ひとりぼっちで死ぬのは悲しいのだ。ということを映画を見た感じてしまった。やはりひとりぼっちは悲しいことなのだ。

はてな年間100冊読書クラブ016/100