はてなダイアリーアワード2006
ネコプロトコル - みなさんもやったらいいのに、はてなダイアリーアワード2006
こういうのは通だね!憎たらしいぜ、ぐらいのサイトを挙げるべき空気なのだろうけど、そこまで?Dを読み込んでないので書けないなーと悩んでおったのですが、このとおり大晦日になっちまいやがったので自分の好きなサイトってだけで選ぶことにしました。未来の自分用メモ。
1.2006年度で面白かったダイアリーを教えてください(上限5つ)
後は前戯の途中ですがニュースをお送りします。は更新されれば必ず見にいきますが、今年は仕事が忙しかったのでしょうか、更新が少なく感じたので。でも、私自身も仕事で忙しくネット時間が短くなったので、それはそれでシンパシーというか、‘ネット日記を書くということ’を考える上で興味深かった。九十九式も更新停止だし。なんか今年は色々と考えさせられた。
2. 2006年度に投稿されたエントリの中で、面白かったものを教えてください(上限5つ)
私の記憶力の関係でどんなエントリがあったか思い出せませんでした。なんのためにSBMしてたんだか。
4. はてなダイアリーで開催された企画の中で、面白かったものを教えてください(上限3つ)
5. はてなダイアリー重大ニュースを教えてください(上限5つ)
065:新約聖書を知っていますか
![新約聖書を知っていますか (新潮文庫) 新約聖書を知っていますか (新潮文庫)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51QRQM91V8L._SL160_.jpg)
- 作者: 阿刀田高
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1996/11/29
- メディア: 文庫
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旧約聖書に続いてこちらも読了。が、旧約聖書よりもおもしろくなかった。うーん、旧約よりも事前知識があったせいかな。基本、イエスの話ばかりなので退屈だったのかも。
066:ギリシア神話を知っていますか
067:マルドゥック・ヴェロシティ 1
![マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA) マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51SDA2BQC2L._SL160_.jpg)
- 作者: 冲方丁
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/11/08
- メディア: 文庫
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068:マルドゥック・ヴェロシティ 2
![マルドゥック・ヴェロシティ 2 (ハヤカワ文庫JA) マルドゥック・ヴェロシティ 2 (ハヤカワ文庫JA)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/517Z79BYTJL._SL160_.jpg)
- 作者: 冲方丁
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/11/15
- メディア: 文庫
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069:マルドゥック・ヴェロシティ 3
![マルドゥック・ヴェロシティ 3 (ハヤカワ文庫JA) マルドゥック・ヴェロシティ 3 (ハヤカワ文庫JA)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51WY27M8EQL._SL160_.jpg)
- 作者: 冲方丁
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/11/22
- メディア: 文庫
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流れるような疾走感。マルドゥック・スクランブルに狂喜した者には、まさしくあの体験を再びすることができた書。
ただ、前作の過去のお話でもあり、作品から受ける感じも前作以上のものではないので、本書を読む場合はマルドゥック・スクランブルを読んでいた方がいい。個人的にはすごく好きな作品ですけどね。
結論は既にわかっていて、その結論はけっして希望に満ちあふれたものではない。だが、他に進むべき道もなく、己の破滅を感じながら‘終わり’に向かって突き進んでいく。好きなんだな、こういう話。休み中にスクランブル読み直そうかしらん。
070:ティンブクトゥ
![ティンブクトゥ ティンブクトゥ](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41guNTRkDiL._SL160_.jpg)
- 作者: ポール・オースター,柴田元幸
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/09/28
- メディア: 単行本
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話は詩人と旅する犬の物語であって、この犬は人語を解するわけです。といってもアニメみたいに人語をしゃべれるわけではなく、ただ人語を理解することができるというだけです。誰よりも彼(犬)を理解し、共に歩いてきた詩人の旅が終わり(死期が近づきます)、知らない街をさまよい続ける。ただそれだけの物語です。
押井守は犬好きで、イノセンスだったか何だったかで完璧な生物と犬のことを語っていましたけど、確かに犬というのは不思議な隣人です。思い起こせば、家にはいつだって犬がいました。水族館で無機質な魚の目を除くのとは違い、犬の目をのぞけば、そこに信頼、友愛、安心、さまざまな感情と無縁でいることはできません。
本書を読み終えた後、自然に我らの永遠の隣人の元に向かい、しばらく共に夜空を見てました。*1
*1:あちらはエサはまだかと催促してただけかもしれませんが
071:親鸞の不在証明
![親鸞の不在証明 (ノン・ノベル) 親鸞の不在証明 (ノン・ノベル)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61B5Q4BJ8BL._SL160_.jpg)
- 作者: 鯨統一郎
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: 新書
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