はてなダイアリーアワード2006

ネコプロトコル - みなさんもやったらいいのに、はてなダイアリーアワード2006

こういうのは通だね!憎たらしいぜ、ぐらいのサイトを挙げるべき空気なのだろうけど、そこまで?Dを読み込んでないので書けないなーと悩んでおったのですが、このとおり大晦日になっちまいやがったので自分の好きなサイトってだけで選ぶことにしました。未来の自分用メモ。


1.2006年度で面白かったダイアリーを教えてください(上限5つ)

後は前戯の途中ですがニュースをお送りします。は更新されれば必ず見にいきますが、今年は仕事が忙しかったのでしょうか、更新が少なく感じたので。でも、私自身も仕事で忙しくネット時間が短くなったので、それはそれでシンパシーというか、‘ネット日記を書くということ’を考える上で興味深かった。九十九式も更新停止だし。なんか今年は色々と考えさせられた。


2. 2006年度に投稿されたエントリの中で、面白かったものを教えてください(上限5つ)

私の記憶力の関係でどんなエントリがあったか思い出せませんでした。なんのためにSBMしてたんだか。


4. はてなダイアリーで開催された企画の中で、面白かったものを教えてください(上限3つ)


5. はてなダイアリー重大ニュースを教えてください(上限5つ)

065:新約聖書を知っていますか

新約聖書を知っていますか (新潮文庫)

新約聖書を知っていますか (新潮文庫)

旧約聖書に続いてこちらも読了。が、旧約聖書よりもおもしろくなかった。うーん、旧約よりも事前知識があったせいかな。基本、イエスの話ばかりなので退屈だったのかも。

066:ギリシア神話を知っていますか

ギリシア神話を知っていますか (新潮文庫)

ギリシア神話を知っていますか (新潮文庫)

続きの続きで、ギリシア神話も読了。三冊読んで一番おもしろかったのは旧約かな。ギリシア神話も事前知識があったからかもしれない。旧約聖書に関してはまったく知らなかったから、一番新鮮みがあったのだろう。
新約よりはおもしろく読んだが、正直ギリシア神話は数が多いので文庫一冊では少なく感じてしまう。何か他にも買うかなー、と思いつつも少しは積読をかたづける方が優先すべきなのでこれにて終了。

067:マルドゥック・ヴェロシティ 1

マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

068:マルドゥック・ヴェロシティ 2

マルドゥック・ヴェロシティ 2 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・ヴェロシティ 2 (ハヤカワ文庫JA)

069:マルドゥック・ヴェロシティ 3

マルドゥック・ヴェロシティ 3 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・ヴェロシティ 3 (ハヤカワ文庫JA)

流れるような疾走感。マルドゥック・スクランブルに狂喜した者には、まさしくあの体験を再びすることができた書。
ただ、前作の過去のお話でもあり、作品から受ける感じも前作以上のものではないので、本書を読む場合はマルドゥック・スクランブルを読んでいた方がいい。個人的にはすごく好きな作品ですけどね。
結論は既にわかっていて、その結論はけっして希望に満ちあふれたものではない。だが、他に進むべき道もなく、己の破滅を感じながら‘終わり’に向かって突き進んでいく。好きなんだな、こういう話。休み中にスクランブル読み直そうかしらん。

070:ティンブクトゥ

ティンブクトゥ

ティンブクトゥ

数年前にfeliciteという本・映画のレビュー中心のサイトで紹介されていた本。このサイトは残念ながらもうないのだが、気になっていた。ただ、紹介されていたのは洋書のTimbuktu. 3 CDsであって、英語の授業中寝ていた私に読めるわけがない。で、このたびめでたく邦訳されたのでさっそく読んだというわけです。
話は詩人と旅する犬の物語であって、この犬は人語を解するわけです。といってもアニメみたいに人語をしゃべれるわけではなく、ただ人語を理解することができるというだけです。誰よりも彼(犬)を理解し、共に歩いてきた詩人の旅が終わり(死期が近づきます)、知らない街をさまよい続ける。ただそれだけの物語です。

押井守は犬好きで、イノセンスだったか何だったかで完璧な生物と犬のことを語っていましたけど、確かに犬というのは不思議な隣人です。思い起こせば、家にはいつだって犬がいました。水族館で無機質な魚の目を除くのとは違い、犬の目をのぞけば、そこに信頼、友愛、安心、さまざまな感情と無縁でいることはできません。

本書を読み終えた後、自然に我らの永遠の隣人の元に向かい、しばらく共に夜空を見てました。*1

*1:あちらはエサはまだかと催促してただけかもしれませんが

071:親鸞の不在証明

親鸞の不在証明 (ノン・ノベル)

親鸞の不在証明 (ノン・ノベル)

いまいち。列車の時間潰しとかにはちょうどよさそう。でも、それならノベルスじゃなくて文庫のほうがむいてると思う。

はてな年間100冊読書クラブ065〜71/100

2006まとめ

71冊でした。まったくもって目標にほど遠いにもほどがある。
情けない。

ただ、自分がこうまで本が読めなくなっているとしっかりと認識できたのは良かったか。現実はいつだって残酷だ。

さて、来年ですが、どうしようかな。一年間で100冊目標は変えないですが、本が読めないのと同時に感想も書けないんですよね。卒業以来文章なんて書いてないから。筆が進まない。
なので、100冊読書クラブに参加すべきじゃないような気がするな。感想をそれなりに書いてこそ、という気がするし。うーん、縛りがなくなったらそれこそ日記にも書かなくなりそうで恐いけど。さてさてどうしよう。