サッカースタジアム建設シンポジウム

広島にサッカー専用スタジアムへの動きが活性化している。専用スタジアムが欲しいとの案は、過去関係者から何度も出るもののその都度実現には至っていない。広島市の深刻な財政難が一番の原因かなあとも思う。なんで、あそこまで財政悪いかな、広島市

シンポジウムは、時間構成的にこんなものかなと思う。盛り上がりを少し欠く内容だったことは否めない。

備忘録

自分用へのメモ

  • ビックアーチは屋根のカバー率が4.8%で、Jリーグ平均の50.9%に大きく劣っている。
  • トイレは洋式のみがライセンス対象として計算。42クラブ中40位。
  • J'sGoalスタジアムランキング42クラブ中51位!
  • ライセンス的には将来認定されるか不透明な部分がある。

but適応できないスタジアムは多そうなので、この部分でライセンス不認可をJリーグが出せるかというと、実質無理なんじゃなかろうか。

確かに。

  • ビックアーチは陸上競技としても、国際規格の9レーン取れる見込みがないので、大きな大会は行えない。

→ビックアーチの設置目的からして、施設の意義を問われる。大きな大会が行われない5万人収容のスタジアムを抱え続ける事態を、広島市が歓迎するのか。

  • 駐車場の問題や客入りなどサンフレッチェの安定的経営のためにはビックアーチでは厳しい
  • 八丁座で見る映画は良い。器は重要。
  • Jリーグ準加盟のルールを変えた。スタジアムはクラブライセンスでチェックすることにし、準加盟時点での審査は育成をきちんと行っているかを重視することにした。それで結構いろんなところで手が挙がっている。

→J3の話はこれか。

新スタジアム

会場の盛り上がりは置いておいて。最後の質問への回答にもあったことだが、何のために作るのかをはっきりさせないといけないと思う。現状、良い土地があるのでそれを俺たちに使わせろとしか周りから思われていないのではなかろうか。
カープの集客力と同等の能力を持った跡地活用策なんて、どんな案だろうか無理なので、多くの人が必要としているということを形にする事が重要か。その点でいえば現在の署名数はまったくもって物足りない。
(会議所の話にあったキッザニアが出来るんならすごいので支持したいけど、広島ではむりだろうなあ閑話休題
サッカースタジアムの一番の難点は箱物ということであって、広島だけではなく日本の世論が一番重要視するのが財政悪化だ(不況下に緊縮財政を訴える候補者が受けるぐらいだからなー)。マツダスタジアムも建設の際、避難の声が多くあった。それを関係者の努力で進めていった経緯には、素直に頭が下がる。サッカーというかスポーツ全般に興味ない人に、それならしょうがないかと思わせるぐらいの施策をどう打っていくか。非常に難しい話で、考えるだけで暗澹とする。

まあ

今西さんが孤軍奮闘していた時から思うと、シンポジウムなんて形にまで持って行けたのだから、長いスパンで見れば進行していると喜ぶべきでしょう。たとえ今回の結果がどうなろうとも。