031:パラケルススの娘 1巻

不思議な雰囲気のホームメイドと暮らす嫌世家の魔術師の元に、挫折を抱えた少年が赴く。という話。
こういう魔術を扱う話ってのは大好きだ。
各所にちりばめられるそれっぽい小道具、演出。かなり物語世界に没入できる。

話の本筋も私好みだし。
挫折を抱えながらもまっすぐな心を持つ少年と、その少年の師となる心に絶望を持った人物。少年の成長を書きつつも、それと同時に師の心も再生していくという物語*1

でも、2巻以降はしばらく読まないだろうな。今なんとなくそういう気分じゃない。

でも、そういう物語が好きな人なら、楽しめますよ。


はてな年間100冊読書クラブ031/100

*1:一巻読んだだけなんで、ほんとにそういう物語かはしりません。てきとうに言うたった