062:第六大陸 二巻

第六大陸〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)

第六大陸〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)

表紙を幸村誠が描いているけど、プラネテスを思いだすな。おなじく民間会社が宇宙で活躍する話。
すごいおもしろい。

宇宙へ向かう挑戦者ってのは元々好きなテーマだけど、主に活躍するのは土建屋さん。そう、月で活躍するはたらく車とか出てくる。もうそれだけで満足だね。
作者あとがきでも書いてたけど、従来の宇宙物では、宇宙へ出る時の話か、出た後の宇宙時代の話がほとんど。宇宙開拓のプロセス自体を主題にした作品ってのは確かにめずらしい気がする。作者ががんばりましたと言うようにかなりリアルに感じる。知識がないのでほんとにリアルなのかはわからんけど。

はてな年間100冊読書クラブ062/100